省エネのジレンマ 貿易記念日
6月28日は貿易記念日。
1859年6月28日に鎖国政策を辞め、貿易を許可することを公布した日だそうです。
今からたった160年前の出来事なんですよね。
今やITが発展し、グローバルで全世界が繋がっている社会ですから貿易が当たり前ですが、たった160年前はまだ開国したばかりというのは不思議な気持ちになります。日本の発展スピードがどれだけ凄まじいかが感じとれます。
1872年に富岡製糸場が操業して生糸を海外に輸出するなど、一気に日本と海外の距離が縮まったのがこの1800年代後半ということになりますね。
貿易は空路、海路、陸路とありますが、スピードとしては断然空路ですよね。他の2つと比べて早いです。ただし輸送価格が高くなりそれだけ燃料も使いますし、地球環境にも良くはないです。
食品なんかではよく言われますが、地球環境を考えると地産地消、旬産旬消、がベストです。南米や欧米などからのフードマイレージはかなり高くなります。中国産なども安価でいいのですが、やはり貿易に関連するエネルギー消費は地産よりかなり大きいでしょう。
資源に乏しい日本において貿易は大事ですが、豊かさや幸せさの性質によっては、何を貿易するのか、の意味合いも変わるんでしょう。
ぱっと見渡す限り、海外品が家の中にたくさんあります。
国内資源だけで作られたモノってかなり少ないように思います。
貿易の大事さを改めて感じると共に、地球環境への負荷を考えた行動があまり出来ていない事を改めて気付かされた日となりました。
あージレンマジレンマ。