省エネのジレンマ バーチャルウォーター
バーチャルウォーターという言葉、なんだかゲームっぽい響きのする言葉ですがそうではないんです。
食料を海外から輸入するという事は、食料を作るために使った水も輸入している事になります。
輸入品と同じものを日本で作ったとしたらどれだけ水が必要になるか、それを数字で表したものがバーチャルウォーターですね。
日本は食料自給率が40%くらいで高くないため多くの食料を輸入しており、つまりは他国の水を使わせてもらっているという事になります。
こんな感覚を持っている人はそう多くはないと思います。
日本に住んでいると水不足に悩まされるということは稀ですが、仮に世界で水不足が発生したら、日本は自分ごととして捉えねばなりません。
バーチャルウォーターとして水を消費しているからです。
グローバル化が進むということは日本の責任の範囲もグローバルに展開されるので、さー大変ですね。
海外からの輸入距離が長いほどフードマイレージ的には不利となりエネルギー使用量が増加します。
地産地消で食料自給率をあげていく事は喫緊の課題であると思います。
しかし農業人口が減っていくので、農業用ロボットの導入が必須ですし、色々な種類の作物作りのための土壌の品質改良も必要です。
テクノロジーの進化ぎ必要ですが、その分エネルギー使用量が増えてしまい地球に優しくない。。。
あージレンマジレンマ。