省エネ diary

省エネにまつわる日常のジレンマ

省エネのジレンマ 世界難民の日

6月20日世界難民の日


難民に対する関心を高め、国連機関やNGOの活動に対する理解と支援を深める日との事。


しかし日本に居ると難民に対する認識や感度は高くないなと。


そもそも難民とは戦争など何らかの理由により自国に居れなくなり他国に逃れた人達なので今の日本ではそうそうそのような状況にはならないですよね。


難民の方々は住まいが失われるわけですし、仕事も失われるでしょうし、生活が一変してしまうわけです。


新しい土地でやっていくのは相当大変な事でしょう。


そして難民を受け入れる側も大変なんだと思います。その土地の人口密度が変わり、食料や水などの供給バランスが崩れてしまうのではないでしょうか。

また、インフラをまわしていくエネルギーも足りなくなるかもしれません。


そうするとそこでまた争いが起こり、という負のループが発生するように思います。


ボトムオブピラミッドBOPという言葉がありますが、BOPに特化したビジネスが世の中多数出てきてます。こういった難民の方々もBOPの対象として救っていかねばなりませんね。


難民の方々が新しい土地で、例えば環境側面に繋がるような仕事に従事して収入を得られるようになればwinwinです。土地の清掃であったりゴミの仕分けだったり、あるいはバイオマス燃料の収集だったり。


難民になってしまったら正直省エネなんてどうでもいいことでしょう。生きるか死ぬか、その戦いの中で地球環境を気にしてる暇はないと思います。


だからこそ、環境活動をしてもらうことによりその対価として、住まいや水やエネルギーを提供してあげる、という仕組みがあったらいいのかと思いました。


でも本当は難民が発生しない世の中であるといいのですけどね。


あージレンマジレンマ。