省エネのジレンマ 和菓子の日
6月16日は和菓子の日。
848年6月16日、当時の天皇がお菓子をお供えして健康で幸せに暮らせるようにと祈ったとされ、6月16日に和菓子を食べる習慣が江戸時代まで続いていたとの事。
和菓子わたし大好きです。昔住んでいた街には歴史ある和菓子屋さんがたくさんあり、いつも和菓子を買っては青空の下で食べていました。
でも今住んでいる街は比較的新しい街なので、周りに和菓子屋さんが無い!スーパーで和菓子コーナーで買うくらいしか出来ないので残念です。
和菓子は味もそうですがなんといっても見た目が良い!
どうやってこれ作るのというような職人技の真骨頂のように思います。
イノベーションのかたまりです。
日本の伝統文化として、昨今の大きなインバウンド需要を牽引する重要な役割を和菓子は担っているのではないでしょうか。
さて和菓子作りにおいての環境側面はどういうのがありますかね。
使用する原料の管理は恐らくシビアにされているでしょう。これは妥協の余地は無いと思います。では製造においてはどうかと考えると、これも温湿度が非常に重要でしょう。味もそうだし食感にも関わってきます。職人の世界は温湿度1℃1%の追求が大事なんだと思います。省エネをなかなかし辛いでしょうね。
そして出来上がった和菓子は常温保管が多いですかね。となると省エネのチャンスは特にありません。
という事を考えていくと、省エネに繋がるものとしては賞味期限切れによる食品廃棄を減らす事が挙げられるのかなと、ライフサイクルで考えるとそこに視点がいきます。
これは和菓子だけではありませんが、一個を作るのにかかったエネルギーがあるので、それを廃棄するという事になるのは残念な状況です。
食品廃棄は本当にどうにかしないといけない喫緊の課題ですよね。
和菓子を食べながら今日も、
あージレンマジレンマ。