省エネ diary

省エネにまつわる日常のジレンマ

省エネのジレンマ 照明

それでは省エネのジレンマの話をしていきますね。


本日は、家庭の電気代削減についてのジレンマです。


家庭においてどのようなものが電気代としてかかるでしょうか。

テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、照明、エアコン、といった定番から、スマートスピーカーwifi、あるいはスマホやPCの充電、など、現代のIT社会とは切っても切れない機器類まで、多種に渡ります。


家庭における消費電力量をパレート分析すると、エアコンが約25%、冷蔵庫が約15%、照明が約15%、テレビが約10%、といった感じらしいです。

これらで65%も占めている事になります。

さらに、家電製品はコンセントにつないでいるだけで電力を消費し(待機時消費電力)、約6%を占めるそうです。結構バカになりませんよね。

残りの30%はその他細かいものが諸々です。


こういった状況を知ってても知らずとも、では何から省エネするかというと、通常、省エネと言われればまずまっさきに照明にフォーカスが当たるのではないでしょうか。

オンオフを細めに行う、

LED化する、

電球が汚れてきたら清掃する、

が定番ですね。


では、照明の省エネのジレンマはどんな事があるのか。


まず、照明のオフを意識し過ぎて、いつも暗い部屋に居るようになってしまいました。結果的に目が悪くなり、また、精神的にも沈んでしまいました。こういった事により結局、家では照明オンの状態が逆に多くなりました。誰もいない部屋の照明をオフにするのは絶対やるべきですが、人が居る部屋の照明をどこまでオフにするか、奥深いテーマです。


次にLED化です。白熱電球より約80%省エネ効果があるのでやるべきです。やるべきなんですが、初期投資額がかさみますよね。リターンがあるのは分かっていながら、何故なんでしょう、すぐやらないんですよね。家族からは、慌てなくても今の蛍光灯が切れたら次はLEDにしたらいいじゃん、と攻められている事もあり、結局なかなか進んでいません。


最後に清掃です。

蛍光灯は汚れにより照度が低下するのって結構知らない人多いようです。1年清掃しないと1割くらい照度が落ちます。では積極的に清掃するかというと、、、これが効果があると頭で分かっていてもしないんですよね。面倒くさいという理由もありますが、案外高所作業なので危ないんですよね。そういったネガティブな要素が勝り、結局数年清掃せずそのまま玉が切れるまで放置、なんて事も。。。


といった具合に、照明一つとってもジレンマだらけです。


次回は別の省エネのジレンマを投稿しますねー。